発達障害は個性?障害?

 よく発達障害を語る上で、議論になる話です。

 

 基本的には発達障害は脳の仕組み、特性であり、本来はどちらが上とか下とか発達してるしてないという話ではないと私たちは考えます。ただ、発達障害は今の社会の枠組みでは、不利なことが多く、立場も弱いことが多く、発達「障害」とされています。

 現在、発達障害は「特性+困りごと」で診断されています。例えば癌は単純にステージが上がれば上がるほど重病ですが、発達障害はそういったものではなく、困りごとが少ない(小さい)と判断されれば、診断されません。それがどんなに特性が強くて、どんなに個性的な人であろうとも。 なので、発達障害「特性」がなくなるということはまずありませんが、仕事や学校、家庭の環境を変える、住んでいる地域や国を変えるなどといったことで「発達障害ではなくなる」ということは往々にしてありえます。

 なので、この個性か、障害かはどちらも正しいと思います。また、どちらかは間違っているという類のものでもないと思います。立場や考え方によって変わりうるものだと私たちは考えています。そして、少しずつには確実になりますが、今は障害でも、少しずつこれはただの特徴だと考えられる人が増えていくように日々私たちは活動に勤しんでいきます。


私たちの運営するYouTubeチャンネル「ぽんこつニュース」の中で、このことについて詳しく話している動画になります。

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